善管注意義務

善管注意義務とは

委任契約および準委任契約では、受任者が善管注意義務を負う。

定義

範囲

善管注意義務に違反すると

  • 契約の解除
  • 損害賠償請求

請負契約とは異なり「仕事の完成・成果そのもの」に責任を負う必要はなく、善管注意義務を果たしたうえで委任行為を実施すれば良い。ただし善管注意義務違反を判断・立証することは難しいため、裁判をしてみないとわからない。

善管注意義務が生じる期間

契約不適合責任と異なり、業務提供が終了すれば責めを負う必要はなくなる。

契約書作成時のポイント

善管注意義務については争点にもなりやすいため、受任者にどこまでの業務を負わせるか(受任者側においてはどの業務を範囲外とするか)を明記しておく。※ただし契約書の条項が必ずしも裁判所の判断基準となるワケではない点にご留意下さい。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

未分類

前の記事

契約不適合責任
未分類

次の記事

典型13種類の契約